小池都知事 夜8時以降と土日の不要不急の外出自粛 呼びかけ

東京都の小池知事は記者会見で「夜間の人の流れの増加が目立つ傾向が続くと、早い段階でリバウンドする可能性が高い」と危機感を示したうえで、改めて外出自粛を呼びかけるとともに、とりわけ平日の夜8時以降と土日の不要不急の外出自粛を強く呼びかけました。

この中で小池知事は「都内の人の流れは、大型連休後に、昼、夜、いずれも増加していて、特に夜間の増加が目立つという指摘が専門家からあった。この傾向が続くと早い段階でリバウンドする可能性が高いとの指摘もあり、リバウンドする時はあっという間だ」と述べ、危機感を示しました。

そして5日から、緊急事態宣言の再延長後、初めての土日となることについて「専門家からは『土日の過ごし方いかんによって今後の感染状況が大きく影響される』という指摘もあった。再延長された緊急事態宣言の重点措置は、土日と夜間の人の流れをいかに抑えるかだ」と述べ、改めて外出自粛を呼びかけました。

そのうえで小池知事は「夜8時以降の人の流れが増えると、時間を置いて、感染者数が増える。『8時だよ、みんな帰ろう』を徹底していく必要があり、働き方の意識も変えていただきたい」と述べ、とりわけ平日の夜8時以降と土日の不要不急の外出自粛を強く呼びかけました。