北海道 旭川 死亡の女子中学生 道教委が「いじめの疑い」文書

ことし3月、北海道旭川市で死亡しているのが見つかった女子中学生をめぐり、道の教育委員会がおととしの時点で「いじめの疑いがあると考えて対応策を検討すべきだ」などと市の教育委員会を指導する内容の文書があったことがNHKの情報公開請求でわかりました。

旭川市の中学2年生だった女子生徒はことし3月、雪の積もった公園で死亡しているのが見つかり、おととし6月には上級生などがいる中でみずから川に入ったことがあり、市の教育委員会は背景にいじめがなかったか第三者委員会による調査を進めています。

これに関連しNHKが北海道教育委員会に情報公開請求をしたところ、市教委を指導する内容が書かれたおととし10月3日付けの文書が残されていました。

文書では「客観的に見ていじめが疑われ、女子生徒が心身の苦痛を感じていると考えられる」と指摘したうえで「学校もいじめの疑いがあると考えて対応策を検討し、女子生徒や保護者に対応方針を説明するほか、事実確認ができたら関わった生徒に謝罪させるべきだ」などと求めています。

道教委はこうした内容を口頭で伝えたということですが、旭川市教育委員会はNHKの取材に対し「道教委とのやり取りはあったが、当時は指導を受けた認識はなかった」とし文書にあるようにいじめを前提とした対応は行われなかったということです。

市の第三者委員会は女子生徒が亡くなるまでのいきさつやいじめの有無などを調べ、ことし11月末までに調査結果をまとめることにしています。