香港 天安門事件追悼集会 主催の市民団体幹部 逮捕

香港で毎年6月4日に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催してきた市民団体の幹部が4日朝、無許可の集会を宣伝した疑いで警察に逮捕されました。警察は、団体が4日の夜に計画していた集会を許可しないとする決定を出しており、天安門事件に関する活動を徹底して封じ込めるねらいがあると見られます。

香港の警察は、4日午前、36歳の弁護士の女性と20歳の配達員の男性を無許可の集会を宣伝した疑いで逮捕したと発表しました。

香港で毎年、6月4日に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を主催してきた市民団体によりますと、このうち、女性は団体の副代表、鄒幸トウ※氏だということです。

鄒氏の団体は4日夜、香港中心部の公園で恒例の追悼集会を計画していたものの、警察がこれを許可しなかったため開催を取りやめると発表していました。

鄒氏はその後も公園で個人的に犠牲者を追悼すると表明していましたが、警察は鄒氏がSNSを通じて宣伝活動を続けていたとしています。

警察は繰り返し市民に集会に参加しないよう警告しており、鄒氏を逮捕することで天安門事件に関する活動を徹底して封じ込めるねらいがあると見られます。

※トウは彰の偏が丹。