天安門事件から32年 台湾 事件の日付「8964」ライトで点灯

中国の北京で民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧され大勢の死傷者が出た天安門事件から4日で32年となります。台湾では3日夜、民間団体が事件の起きた日付を表す数字の形に並べたライトを点灯させ、犠牲者を悼みました。

この催しは台北の中心部の広場で行われ、中国に民主化などを求める複数の民間団体のメンバーが、日没を待って地面にLEDライトを並べました。

辺りがすっかり暗くなり、ライトが点灯されると、天安門事件が起きた年月日を表す「8964」の文字が白く浮かび上がり、事件の犠牲者を追悼しました。

香港では去年に続いてことしも追悼集会が許可されず、メンバーらは、台湾が民主主義や人権の価値を守る最前線として、このような催しを行うことは非常に意義があるとしています。

参加した団体のメンバーの施逸翔さんは「われわれは台湾で事件を記憶し続けるし、中国共産党が犯した行いに責任をとるよう求めていく」と話していました。

台湾では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、屋外で10人以上集まることが禁じられていますが、団体のメンバーらは、4日午後も、同じ場所で人の流れを制限しながら犠牲者を追悼する活動を行うことにしています。