政治

イギリスからの入国者 水際対策強化 変異ウイルス感染拡大懸念

イギリスで、インドで最初に確認された変異ウイルスによる感染拡大への懸念が強まっていることを受けて、政府は、イギリスからの入国者に対し、国が確保する宿泊施設にとどめる期間を3日間から6日間に延長する措置をとると発表しました。
これは、加藤官房長官が閣議のあとの記者会見で発表したもので、イギリスからのすべての入国者と帰国者について来週7日から、国が確保する宿泊施設にとどめる「停留」という措置の期間をこれまでの3日間から6日間に延長するということです。

そして、入国後3日目と6日目にウイルス検査を受け、いずれの検査でも陰性の場合は、自宅などでの待機に移るとしています。

加藤官房長官は「各国における感染状況を注視し、状況をしっかり把握しながら、国民の健康と命を守り抜き、国民の不安を取り除くという観点から、引き続き、必要な措置を機動的に講じていく」と述べました。

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