NHK報道局 職員5人が新型コロナ感染確認

NHK報道局の職員5人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

感染が確認されたのは、いずれも報道局の20代と30代の女性職員の2人と30代の男性職員3人の合わせて5人です。

いずれも事件や事故などの取材を担当する記者で、PCR検査の結果、5月29日から3日にかけて感染が確認されました。感染経路はわかっていません。

このうち4人は、保健所の聞き取りで、家族以外に濃厚接触者はいないと判断されています。

また、3日、感染が確認された1人は今後、保健所の聞き取りを受けることになっています。

5人は、対面しての長時間の打ち合わせや飲食などの接触はなく、ふだんマスクを着用し、取材相手とは距離を取るなど感染防止対策をしていました。

NHKは職員が取材で立ち寄った場所の消毒を行うとともに、職場が同じ同僚を在宅勤務にするなどの対応をとっています。

放送への影響はなく、今後も保健所と連絡を取りながら、感染拡大の防止に努めることにしています。