東京パラリンピック 柔道 日本代表 13階級すべてで内定

東京パラリンピック、柔道の代表に男子66キロ級で21歳の瀬戸勇次郎選手など、新たに3人が内定しました。これで13階級すべての代表が内定しました。

日本視覚障害者柔道連盟は、3日、東京パラリンピックの柔道の代表に新たに内定した3人の選手を発表しました。

男子66キロ級は、21歳の瀬戸選手が初めての代表に内定しました。

瀬戸選手は、この階級でパラリンピック3連覇を果たした第一人者、藤本聰選手を国際ランキングのポイントで上まわりました。

女子52キロ級は、藤原由衣選手、女子70キロを超えるクラスは、土屋美奈子選手が内定しました。

土屋選手は、西村淳未選手とポイントで並びましたが、視覚障害のクラスが重い土屋選手が、連盟の規定で選ばれました。

日本視覚障害者柔道連盟は去年、すでに10階級の選手の代表内定を決めていて、これでパラリンピックで実施される13階級すべての代表が内定しました。

瀬戸勇次郎選手

パラリンピック、柔道男子66キロ級の瀬戸勇次郎選手は、福岡県出身の大学生で21歳です。

生まれた時かた弱視をともなう色覚障害があり、4歳から柔道を始めました。
高校3年生だった2017年に視覚障害者柔道に転向し、この階級でパラリンピック3連覇を果たした第一人者の藤本聰選手を、国内大会では、2018年から2年続けて破り一気に頭角を現しました。

得意技は力強い背負い投げで、先月の国際大会でも藤本選手の成績を上まわり、初めてのパラリンピック代表に内定しました。

藤原由衣選手

パラリンピック、柔道女子52キロ級の藤原由衣選手は、岐阜県出身の28歳。小学校3年生から柔道を始め、高校卒業とともに、いったん競技から離れました。

20歳の時に視覚障害のあることがわかった一方で、視覚障害者柔道を知りました。その後、再び柔道に挑戦するため2017年の国内大会で7年ぶりに競技に復帰しました。

得意技は内股と大外刈りで、おととしのアメリカの国際大会と、先月、アゼルバイジャンで行われた国際大会で3位となり、国際ランキングのポイントでこの階級、日本選手トップとなってパラリンピックの代表に内定しました。

土屋美奈子選手

パラリンピック、柔道女子70キロを超えるクラスの土屋美奈子選手は、静岡県出身の31歳。

生まれた時から視覚障害があり、高校1年生の授業で視覚障害者柔道を始めました。得意技は内股と払い腰で、先月の国際大会を終えた時点のランキングのポイントで同じ階級の西村淳未選手と並びましたが、視覚障害のクラスの重い土屋選手が、連盟の規定で選ばれパラリンピック代表に内定しました。

土屋選手はこの階級では初めての出場です。パラリンピックは、北京大会の52キロ級に出場して以来、2回目となります。