ファーウェイ スマホ用などに自社開発のOS「ハーモニー」発表

中国の通信機器大手ファーウェイは、スマートフォン用などに自社開発したOS=基本ソフトを発表しました。アメリカによる規制の影響で、これまで採用していたグーグルのOSが使えなくなる可能性が指摘される中、販売が落ち込んでいるスマートフォン事業の回復につなげたいねらいです。

ファーウェイは2日夜、スマートフォン用などに自社開発したOS「ハーモニー」を発表しました。

ファーウェイは、これまで自社の製品にグーグルのOS「アンドロイド」を採用してきましたが、アメリカが安全保障上の脅威になるとしてファーウェイなどへの規制を強化したことから、グーグルのアプリが搭載できなくなっていたほか、アンドロイドが使えなくなる可能性が指摘されていました。

この影響で販売が落ち込んだことなどから、去年1年間の海外事業の売り上げは、公表されている2010年以来、初めて減少に転じました。
新たなOS「ハーモニー」は家電や車にも搭載し、スマートフォンなどと連携させて操作できるのが特徴だとしています。

スマートフォンのOSは、グーグルとアップルのものが圧倒的なシェアを占めていますが、ファーウェイとしてはあらゆるものをインターネットにつなぐIoTの分野を強みに、事業の回復につなげたいねらいです。

一方で、例年この時期に行っていたスマートフォンの新製品の発表は見送られ、これについてファーウェイはアメリカによる規制の影響だと示唆しています。