児童生徒へのわいせつ行為 元教諭証言で再発防止策強化 千葉市

児童生徒へのわいせつ行為などを防ぐため、千葉市で教職員向けに導入されているチェックシートについて懲戒免職となった元教諭が「うそをつけるので意味がない」と証言していることから、千葉市教育委員会は校長による面談を実施するなど、再発防止策を強化することになりました。

千葉市の小中学校で教員による子どもへのわいせつ行為などの事案が相次いだことを受け、市の教育委員会は専門家による検討会で検証を続け2日、再発防止に向けた提言書を取りまとめました。

検証の中で、複数の児童に性的暴行やわいせつ行為を繰り返したとして3年前に懲戒免職となった元教諭に聞き取り調査を行った結果、市が教職員を対象に行っているチェックシートについて「効果がない」と答えていたことが分かりました。

市が5年前に導入したチェックシートは、わいせつ行為などを行う可能性がないか調べるため、日頃の自分の行動について設問に答えるものですが、元教諭は「不正な行為をやっていたとしても、うそをつくことが可能で、意味がない」などと話したということです。

このため千葉市教育委員会は、このシートについて、設問を増やすなどして見直したうえで、校長による面談を定期的に行うなど、再発防止策を強化することにしています。