病院での点滴混入殺人事件 元看護師の女の初公判は10月に 横浜

横浜市の病院で高齢の入院患者3人の点滴に消毒液を混入して殺害したなどとして起訴された病院の元看護師の女の初公判がことし10月、横浜地方裁判所で開かれることが決まりました。

横浜市神奈川区の旧「大口病院」の元看護師、久保木愛弓被告(34)は5年前、70代から80代の入院患者3人の点滴に消毒液を混入し殺害したとして殺人の罪に問われています。

また、未使用だったほかの複数の点滴袋に消毒液を混入したとして殺人予備の罪にも問われています。

裁判員裁判を前に裁判所と検察、それに弁護側が争点を絞り込んだり日程を調整したりした結果、初公判はことし10月1日に横浜地方裁判所で開かれることが決まりました。

裁判所によりますと、初公判以外の審理日程は今のところ決まっていないということです。

久保木被告は、警察の調べに対し「患者が死亡した際の遺族への説明が、自分にできるのか常に不安だった」などと、自分の勤務時間外に患者が死亡するようねらったという趣旨の供述をしているということで、患者が短期間に相次いで殺害された事件の動機などについてどのように主張するのか注目されます。