那覇市 業務の一部 縮小や中止に コロナに対応する人員確保で

那覇市は、新型コロナウイルスに対応する人員を確保するためとして、市の業務の一部の縮小や中止を発表しました。

2日の記者会見で那覇市の城間市長は、感染の急拡大で感染者への聞きとり調査などの業務が増えているうえ、ワクチン接種の準備に当たる体制を強化する必要があるとして市の業務の一部の縮小や中止を決めたと発表しました。

具体的には今年度末まで、市民課などの窓口の終了時間を午後6時から午後5時15分に早めるほか、市民向けのイベントを中止したり職員向けの研修を縮小したりするということです。

那覇市はこれらの業務の見直しによって36人の人員が確保できる見込みだとしています。

城間市長は「感染対策を確実に実行するため保健所の体制を強化する必要があり、ご理解ご協力いただきたい」と話していました。