東京都は2日、都内で新たに10歳未満から80代までの男女合わせて487人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の水曜日より256人減りました。
また、前の週の同じ曜日を下回るのは20日連続です。
2日までの7日間平均は500.4人で、前の週の82.3%でした。
487人の年代別は、
▼10歳未満が18人、
▼10代が30人、
▼20代が146人、
▼30代が87人、
▼40代が92人、
▼50代が47人、
▼60代が32人、
▼70代が20人、
▼80代が15人です。
487人のうち、およそ60%にあたる290人はこれまでのところ感染経路はわかっていません。
一方、感染経路がわかっている197人の濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が107人と半分以上を占め、
次いで、
▽「職場内」が39人、
▽「施設内」が16人、
▽「会食」が10人などとなっています。
このうち、「会食」を通じて感染した20代の男性は5月、友人4人と会食した際に感染したということです。
これで都内で感染が確認されたのは16万1913人になりました。
また、都が参考として発表した6月1日の検査件数は6698件で、この日までの3日間の平均は6376.7件でした。
2日時点で入院している人は1日より83人減って1932人で、「現在確保している病床に占める割合」は、34.5%です。
一方、都の基準で集計した2日時点の重症の患者は1日より3人増えて73人で、重症患者用の病床の19.6%を使用しています。
また、都は、感染が確認された60代から100歳以上の男女13人が死亡したことを明らかにしました。
このうち70代の女性2人は「N501Y」の変異があるウイルスに感染したということです。
感染経路は、1人が病院内で、もう1人は家庭内だったということです。
また、13人のうち60代の男性1人は会食を通じて感染し、その後、入院しましたが、亡くなったということです。
これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は2075人になりました。
都の担当者は「感染者は少しずつ減少しているがまだ高いレベルだ。人との接触は極力避けて頂くことがポイントだ」と呼びかけています。
東京都 新型コロナ 13人死亡487人感染確認 20日連続前週下回る
東京都内では2日、新たに487人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、前の週の同じ曜日を下回るのはこれで20日連続になりました。また、会食を通じて感染して亡くなった人も含めて、2日は男女13人の死亡が確認されていて、都の担当者は「人との接触は極力避けてほしい」と話しています。
「L452R」の変異があるウイルス 1人の感染確認
東京都は、
▼インドで見つかった「L452R」の変異があるウイルスと、
▼感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、
およそ87%にあたる400人の感染が新たに確認されたと発表しました。
都によりますと、このうち「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは1人で、50代の男性です。
男性は先月中旬、北アフリカ地域から帰国し、空港の検疫では陰性だったものの、自宅で待機している間に発症したということです。
男性は1人暮らしで、自宅療養の結果、すでに症状はおさまっていて、濃厚接触者はいないということです。
これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは、合わせて28人になりました。
▼インドで見つかった「L452R」の変異があるウイルスと、
▼感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、
およそ87%にあたる400人の感染が新たに確認されたと発表しました。
都によりますと、このうち「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは1人で、50代の男性です。
男性は先月中旬、北アフリカ地域から帰国し、空港の検疫では陰性だったものの、自宅で待機している間に発症したということです。
男性は1人暮らしで、自宅療養の結果、すでに症状はおさまっていて、濃厚接触者はいないということです。
これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは、合わせて28人になりました。