東京都 ワクチン接種大規模会場 7月以降 複数設置へ

東京都は新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるため、集団接種を行う大規模会場を、7月以降、都内の複数の場所に設置する予定です。

これは、2日開かれた都議会の代表質問のなかで、小池知事が明らかにしました。

それによりますと、都が主体となって、ワクチンの集団接種を行う大規模会場を都内の複数の場所に設置するということです。

都によりますと、7月以降、設置を進める予定で、こうした会場での接種は64歳以下の一般の人が対象となる予定です。

一方、都が、6月8日から築地市場の跡地で始める警視庁と東京消防庁の職員を対象にした接種では、消防団員のほか、医療の類似行為に従事する柔道整復師や、しんきゅう師などを新たに対象に加えます。

小池知事「接種の会場や対象 走りながら考えたい」

東京都の小池知事は記者団の取材に応じ、都が主体となってワクチンの大規模接種会場を複数設置することについて「スピード感を持って確実に接種を進めることが大切で、築地市場の跡地の会場もひとつのモデルケースにしながら、会場をどこにするかや接種の対象をどうするか、走りながら考えたい」と述べました。