自民 台湾有事に備え検討を提言“在住日本人の退避方法など”

中国による台湾への軍事的圧力が増す中、自民党の外交部会などは台湾有事に備えて同盟国との具体的な連携のシミュレーションや現地在住の日本人の退避方法などを検討するよう求める提言を取りまとめました。

自民党の外交部会や外交調査会は中国による台湾への軍事的経済的圧力が苛烈さを増しているとして、政府に対応を求める提言を取りまとめました。

それによりますと中国による台湾への侵攻は日本の安全保障に直結する事態だと指摘し、台湾有事に備えて同盟国と具体的な連携のシミュレーションを行うとともに現地に在住する日本人の退避方法などに万全を期すよう求めています。

また台湾との関係強化に向けて双方の閣僚や中央省庁職員の往来をより活発化させるための施策や日本が確保した新型コロナウイルスのワクチンの提供、それに再生可能エネルギーなど新興技術に関する相互協力を検討すべきだとしています。

このほか台湾の国際的な枠組みへの加入は日本の国益や安全にもかなうとして、台湾のWHO=世界保健機関の年次総会への参加や、ICAO=国際民間航空機関への加盟などを日本が主導的に進めるよう求めています。