職場でのワクチン接種 日本航空が決定 全日空やJR東日本も検討

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速するため、政府が職場でのワクチン接種を呼びかけていることを受けて、日本航空は社員に対する集団接種を行うことを決め、今月21日にも開始できるよう調整をしていることがわかりました。全日空やJR東日本も検討を進めているということです。

政府の呼びかけを受けて、各省庁は職場で集団接種を行うよう所管する企業に要請をしています。

航空会社

このうち公共交通機関について、国土交通省から要請を受けた日本航空は、社員に対する集団接種を行うことを決め、今月21日にも開始できるよう調整しているということです。

また全日空は時期は未定ですが、国際線のパイロットなど乗務員からワクチンを接種する検討を進めているということです。

鉄道会社

鉄道各社のうちJR東日本は、駅員など運行業務に携わる人たちから接種する準備を進めているということです。

接種にあたる医療従事者は、東京と宮城県にある直営の病院のスタッフなどになるということです。

ワクチン接種を加速するため、国土交通省は引き続きほかの企業にも職場での接種を働きかけることにしています。