新種のワタボウシクラゲ発見 江の島水族館で展示 神奈川 藤沢

神奈川県藤沢市の江の島の近海で新種のクラゲが発見され、地元の水族館で展示されています。

新種として発見された「ワタボウシクラゲ」は、直径1センチほどの透明の丸い傘に4本の触手があり、生殖巣の上の部分に赤い筋が見えるのが特徴です。

藤沢市の新江ノ島水族館が地元の漁港などで行った採集で、3年前から去年にかけて珍しいクラゲが複数回見つかったため、DNA分析などを行った結果新種だとわかりました。

和式の婚礼で花嫁がかぶる綿帽子に形が似ていることから、クラゲを見つけた水族館の飼育員がこの名前を付けたということで、5月、英文の学術誌に掲載されました。

水族館では5月31日から特別に設置された水槽で「ワタボウシクラゲ」2匹が展示されています。

新江ノ島水族館によりますと、昭和29年の開業時からクラゲの飼育・研究を続けていますが、新種の発見は初めてだということです。

訪れた中学生は「クラゲはまだたくさんのことが知られていなくて、その一つを見ることができてうれしいです。とにかくかわいいです」と話していました。

新種のクラゲを見つけた飼育員の山本岳さんは「新種だとわかったときにはびっくりしました。江の島近海だけでも本当にいろいろなクラゲがいることを知ってもらえればと思います」と話していました。