都内のボウリング場営業再開 大型施設への休業要請一部緩和で

東京都の大型施設への休業要請が1日から一部緩和されたことを受け東京・渋谷区のボウリング場は感染対策を徹底したうえでおよそ1か月ぶりに営業を再開しました。

東京・渋谷区のボウリング場、「笹塚ボウル」は、ことし4月下旬から東京都からの要請を受けて休業を続けてきました。

1日から休業要請が緩和され営業時間が午後8時までの時短要請となったことを受けおよそ1か月ぶりに営業を再開しました。

1日朝は従業員およそ10人が集まり、テーブルを消毒するなどの準備を進めました。

そして、午前10時に営業が再開されると地元の高齢者などが次々と訪れ、早速プレーを楽しんでいました。

休業前は週2日のペースで利用していたという80歳の女性は「ひさしぶりなので体は思うように動かないですが、知り合いと会うこともできてストレスが解消できます」と話していました。

ボウリング場によりますと通常の営業時間は深夜1時までで、午後8時以降の利用客は全体のおよそ半数をしめるということです。

営業が再開できても経営的には厳しいということですが、営業の再開を待ち望む声が多く寄せられていたということで感染対策を徹底したうえで営業を続けることにしています。

「笹塚ボウル」の財津宣史専務は「営業が再開できて一安心しました。時短要請に協力して営業を続けながら通常の営業ができる日を待ちたいと思います」と話しています。