検察捜査進む菅原元経産相 離党は不可避か 自民は選挙影響懸念

自民党の菅原一秀 元経済産業大臣に対する公職選挙法違反の疑いでの検察の捜査が進められていることから、自民党内では、衆議院選挙などへの影響も懸念されるとして、菅原氏の離党は避けられないとの見方が強まっています。

自民党の菅原一秀 元経済産業大臣は、選挙区内の有権者に秘書が香典などを渡していたとして公職選挙法違反の疑いで刑事告発され、その後去年6月に起訴猶予となりました。

しかし東京の検察審査会は、ことし2月に「起訴すべきだ」と議決しました。

関係者によりますと、菅原氏は、香典などのほかにも地域の行事に参加した際に数千円程度の現金を行事の主催者などに提供するケースがあったということで、東京地検特捜部は、菅原氏に改めて任意で事情を聴くなど捜査を進めています。

こうした中、自民党内では、党として対応しなければ、来月の東京都議会議員選挙や、秋までに行われる衆議院選挙への影響も懸念されるとして、菅原氏の離党は避けられないとの見方が強まっています。

検察による捜査を受け菅原氏は、ことし4月、衆議院厚生労働委員会の理事を辞任し「当局の要請があれば誠実に対応していく」とコメントしています。