芥川賞 宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』半年の書籍売り上げ1位

この半年間の書籍のベストセラーが発表され、ことし1月に芥川賞に選ばれた宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』が1位になりました。

出版物の取り次ぎをしている日販=日本出版販売は、去年11月24日から先月21日までの半年間の本の売り上げをまとめました。

それによりますと、最も売れたのはことし1月に芥川賞に選ばれた宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』で、去年9月に刊行されてからの累計発行部数が50万部を超えました。

さらに、ことし4月に本屋大賞を受賞した町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』が6位に入り、日販はコロナ禍で小説の人気が高まっていることが伺えるとしています。

2位は、スマートフォンが人間の脳にもたらす影響を最新の研究成果をもとに解き明かしたアンデシュ・ハンセンさんの『スマホ脳』、3位は『星ひとみの天星術』でした。

また、吾峠呼世晴さんの人気漫画の関連作品として、『鬼滅の刃塗絵帳ー蒼ー』と『鬼滅の刃塗絵帳ー紅ー』が5位に、小説版の『鬼滅の刃風の道しるべ』が10位に入り、根強い人気がうかがえます。

日販は「コロナの影響が長期化する中、本を通じて自分を見つめ直したり、自分の興味がある作品にじっくり向き合おうとしたりする人が増えているのではないか」としています。