国会議員のワクチン接種 “自然な形で対応を”自民 幹事長

国会議員への新型コロナウイルスのワクチン接種について、自民党の二階幹事長は「自然な形で対応するのがよいのではないか」と述べ、早期の集団接種などは必要ないとの認識を示しました。

国会議員へのワクチン接種をめぐっては、自民党の佐藤総務会長が、先週、接種を受けていないことは危機管理上、問題だとして、集団接種などを早期に実施すべきだという考えを示しました。

自民党の二階幹事長は、31日の記者会見で「国会議員も当然、打たなければならず、後回しにしてよいというわけではないが、自然な形で対応するのがよいのではないか」と述べ、早期の集団接種などは必要ないとの認識を示しました。

そのうえで「国会議員は、広く多くの国民に協力を促し、一緒になって国難とも言える状況に立ち向かっていくことを考えるべきだ」と述べました。