菅首相 職場や大学でのワクチン接種へ関係閣僚と対応協議か

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、菅総理大臣は31日午後、総理大臣官邸で、河野規制改革担当大臣や梶山経済産業大臣、萩生田文部科学大臣ら関係閣僚と会談し、職場や大学での接種に向けて対応を協議したものとみられます。

職場での接種について、政府は早ければ6月中旬にも始められるよう、調整を進めていて、従業員だけでなく、その家族なども対象とすることや、モデルナのワクチンを活用することを検討しています。

これに関連して、加藤官房長官は午後の記者会見で「職種や職場の範囲も含め、職域での接種をどのように進めていくかについては、企業などの意向も伺いながら検討を進めている。市町村による接種事業や大規模接種と相まって、1日も早く、より多くの国民に接種が行えるよう、職場や大学での接種についても早急に検討を進めていく」と述べています。