歌人 斎藤茂吉の日記 山形県上山市の記念館で初公開

歌人の斎藤茂吉が日々の生活や心情をつづった日記28冊が出身地の山形県上山市にある記念館で初めて公開されています。

上山市にある斎藤茂吉記念館で開かれている特別展では、茂吉が42歳から亡くなる直前までに書いた28冊の日記が初めて展示されています。

日記は、茂吉の次男で作家の北杜夫の自宅に保管されていたもので去年11月に、記念館に寄贈されました。
日記には、歯を抜いたことや、知人を亡くしたことなど、日々の生活や心情がつづられているほか、精神科医として芥川龍之介を診察した様子も記され、茂吉の素顔に触れることができます。
会場を訪れた人は「茂吉の素の感情が出ていて、おもしろかった。厳格な人だというイメージだったが、おちゃめな一面があることも知ることができました」と話していました。

斎藤茂吉記念館の五十嵐善隆学芸員は「交流があった小説家や歌人とのエピソードも書かれているところが見どころで、枠外の走り書きなど、短歌とは違った心持ちで書かれていることも感じられます」と話していました。