男子カヌー 五輪代表選考会 當銘がカナディアンシングルで内定

東京オリンピック、カヌースプリントの代表選考会で沖縄県出身の當銘孝仁選手が男子カナディアンシングルで1位になり代表に内定しました。

30日、石川県小松市で開かれたカヌースプリントの代表選考会には日本に開催国としての出場枠がある男子カナディアンシングルの代表内定を目指して9人の選手が出場しました。

1000メートルで争うレースで當銘選手は「スタートから出よう」と前半から積極的なレースを見せ、風も味方につけながら持ち味とする後半のスパートで一気に抜け出しフィニッシュしました。

當銘選手は2位に3秒以上差をつける4分1秒343をマークして1位となり東京オリンピックの代表に内定しました。

當銘選手は今月、タイで開かれたアジア選手権に出場しましたが、東京オリンピックの出場枠を獲得できず、今回の代表選考会での代表内定を目指していました。

當銘孝仁選手とは

當銘孝仁選手は沖縄県糸満市出身の28歳。

高校1年生の時に先輩に誘われたことをきっかけに競技を始めました。

レース後半に仕掛けるスパートのタイミングなど駆け引きのうまさに定評があります。

東京オリンピックの出場枠獲得がかかっていた今月のアジア選手権では、男子カナディアンペア1000メートルで高校の後輩でもある大城海輝選手とのペアで出場し、1位にわずかに届かず2位となって出場枠獲得を逃していました。

オリンピックは初めての出場となります。

當銘「出るからにはメダルをとりたい」

當銘孝仁選手は、「直前のアジア選手権で出場枠を逃していたので試合前はよ
いイメージも悪いイメージも両方あったが、できることは全部やって試合に臨み、最終的に自分の力を示せたのでよかった」と笑顔を見せつつ、大会本番に向けて「出るからには決勝に残って、メダルをとりたい」と力強く話しました。

また、競技生活を支えてくれている地元の沖縄県や所属先のある新潟県の人たちに対して「めちゃくちゃ応援してくれる人たちがいて、それがめちゃくちゃ力になった。その人たちがいなかったらアジア選手権で気が抜けてやめてしまっていたと思うし、きょうのレースでこんなにこげなかったと思う」と感謝の気持ちを表していました。