ロシア系ハッカー集団 24か国サイバー攻撃 マイクロソフト発表

IT大手のマイクロソフトは、ロシア系のハッカー集団がアメリカをはじめ少なくとも24か国の政府機関などにサイバー攻撃を仕掛けていることが分かったと発表し、受け取ったメールの文面にあるリンクを不用意にクリックしないよう注意を呼びかけています。

マイクロソフトは28日までに声明を発表し、アメリカをはじめ少なくとも24か国の政府機関やシンクタンクなど150以上の団体に対し、サイバー攻撃が仕掛けられていることが分かったと発表しました。

具体的にはアメリカ国務省傘下のUSAID=アメリカ国際開発庁を装ったメールを3000余りのメールアドレスに送り、利用者が文面にあるリンクをクリックすると、データを盗まれたり他のコンピューターがウイルスに感染したりするおそれがあるということです。

攻撃を仕掛けているのは「ノベリウム」と呼ばれるロシア系のハッカー集団で、去年、アメリカ国務省などに被害が出たサイバー攻撃にも関与したとしています。

これまでのところ具体的な被害の状況は明らかになっていませんが、声明の中で、マイクロソフトは、受け取ったメール内のリンクを不用意にクリックしないよう顧客などに注意を呼びかけています。