インドで広がる変異ウイルス 検疫で新たに32人感染確認 厚労省

検疫の検査で、新たに32人が、インドで広がる変異ウイルスに感染していたことが確認されました。

厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは、先月16日から今月15日にかけて日本に入国した男女合わせて32人です。

いずれも、検疫の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されていましたが、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、インドで広がっている変異ウイルスが検出されたということです。

入国前に滞在していた国は、インドが27人、ネパールが4人などとなっています。

日本に到着した時点では半数以上が無症状だったということです。

これで、検疫の検査でインドの変異ウイルスへの感染が判明したのは合わせて189人となりました。

また、国内では、今月24日までに合わせて29人の感染が確認されていて、厚生労働省が水際対策を強化しています。