自動車生産が大幅回復もメーカーによっては半導体不足で減産

大手自動車メーカーの4月の生産は、新型コロナウイルスの感染拡大で工場の稼働停止が相次いだ去年の同じ月と比べて大幅に増加しました。ただメーカーによっては半導体不足による減産で、感染拡大の前の水準を下回るところもあり、影響が懸念されます。

大手自動車メーカー8社の先月の国内外での生産台数がまとまり、各社とも新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に工場の稼働停止が相次いだ去年の同じ月と比べると大幅な増加となりました。

このうち▽トヨタ自動車の海外生産は49万台あまりと4月としては過去最高に▽ホンダも中国での生産が17万台あまりと4月としては過去最高となり、アメリカや中国を中心に車の需要が持ち直していることがうかがえます。
ただ、メーカーによっては半導体不足による減産の影響が出ていて▽日産自動車は中国での生産が7か月ぶりに前の年の同じ月を下回ったほか、▽SUBARUも国内外をあわせた生産台数が新型コロナウイルスの感染拡大の影響がなかったおととし4月の水準を大きく下回りました。

さらに新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続くインドでもメーカーの間で工場の稼働停止が相次いでいて、当面、不透明な状況が続きそうです。