東京都 宣言延長もデパートや映画館など一部の措置緩和へ

緊急事態宣言の再延長後、東京都はこれまでの措置の一部を緩和して、デパートは休業要請を土日のみに絞り、平日は午後8時までの時短要請とするほか、映画館や博物館なども休業を時短の要請に切り替える方針です。

来月1日から20日まで再延長される緊急事態宣言のもとで行う措置について、都は、28日午後7時半から対策本部会議を開いて正式に決定します。

関係者によりますと、飲食店は、酒やカラオケ設備を提供する店には休業を、提供しない店には午後8時までの時短の要請をそれぞれ継続します。

一方、一部の措置については緩和します。

このうち、生活必需品の売り場を除いて休業を要請しているデパートなどの大型商業施設は要請を土日のみに絞り、平日は午後8時までの時短要請にするほか、映画館や博物館なども休業要請を時短要請に切り替える方針です。

ただ、都は、人の流れの抑制が必要だという立場は維持していて、今後、人出が増え、感染状況が悪化した場合は、強い措置に戻すことも含めて検討しています。

こうした方針について28日午後8時すぎから小池知事が臨時の記者会見を開いて説明することにしています。