名神トラック追突死亡事故“居眠り運転の可能性高い”

おととし、滋賀県内の名神高速道路で大型トラックがワゴン車に追突し、男女3人が死亡した事故で、自動車事故調査委員会は、運転手の居眠り運転だった可能性が高いとする報告書をまとめ、休憩の指示などを行わなかった運送会社の不適切な管理を指摘しました。

おととし6月、滋賀県竜王町の名神高速道路の上り線で、大型トラックが渋滞で徐行していたワゴン車に追突し、ワゴン車に乗っていた男女3人が死亡しました。

国の委託で原因を調査してきた事業用自動車事故調査委員会の報告書によりますと、大型トラックの運転手は眠気を感じていたにもかかわらず走行を続けたことで居眠り運転となり、前方の車に気付くのが遅れて追突した可能性が高いと結論づけています。

そのうえで、運送会社が、業務の開始や終了について運転手任せにして一部で点呼を行わず、健康状態を確認しないまま運行を継続していたことや、休憩する場所や時間などの適切な指示を行っていなかったことなど、不適切な管理が事故の背景にあると考えられると指摘しています。

このため事業者に対して、休憩場所や時間の適正な指示と点呼の確実な実施、それに運転手の疲労回復のため車中以外の休憩場所の確保にも配慮することなどの再発防止策を求めています。