パナソニック 2030年までに二酸化炭素排出量 実質ゼロの目標

脱炭素が世界的な潮流となる中、パナソニックは二酸化炭素の排出量を2030年までに実質ゼロにする目標を明らかにしました。

来月社長に就任するパナソニックの楠見雄規CEOは27日、オンラインで経営方針に関する記者会見を開きました。

この中で、会社全体で二酸化炭素の排出量を2030年までに実質ゼロにする計画を明らかにしました。

具体的には、自社の工場やオフィスで再生可能エネルギーを利用することや省エネを徹底すること、さらに排出権取引を活用することで目標を実現する考えです。

多くの日本企業は排出量実質ゼロの目標時期を2040年から2050年としているのに対して、かなり早い時期を設定した形です。

楠見CEOは記者会見で「気候変動問題の解決に大きな貢献を果たすリーディングカンパニーを目指す」と述べ、実現に向けて意欲を示しました。

また、パナソニックは来年4月から持ち株会社制に移行し、事業を8つの会社に分割します。

楠見CEOは「事業会社の自主責任経営が主役になる。経営をもっとスピーディーにやっていく」と述べ、事業ごとの経営責任を明確にして意思決定を早めていく考えを強調しました。