西村経済再生相 “高齢者のワクチン接種 7月末までに全力”

西村経済再生担当大臣は東京都内のワクチン接種会場を視察したあと、記者団に対し「重症化のリスクが高い高齢者への接種を急ぐことが鍵だ」と述べ、7月末までに高齢者への接種を終えられるよう全力を挙げる考えを強調しました。

新型コロナウイルスのワクチン接種に関連して、西村経済再生担当大臣は27日午前、東京 新宿区の集団接種会場を視察し、区長や担当者らと意見を交わしました。

このあと西村大臣は記者団に対し「インドで発生している変異株にもファイザーのワクチンが有効という報告がある。重症化リスクの高い高齢者に1日も早く接種を行うことが国民の命を守る大きな鍵になる」と述べ、7月末までに高齢者への接種を終えられるよう、全力を挙げる考えを強調しました。

そのうえで「職場での接種も含めて検討を急ぎ、現役世代も、次の段階で打っていけるように考えていければと思う。それまでの間、検査をしっかり行っていくことが大事だ」と述べ、一般の人の接種に向けた準備を進めるとともに、抗原検査キットを大学にも配布するなど検査を拡充していく考えを示しました。