プロ野球 クラスター発生で5試合中止の広島 27日夜試合再開

新型コロナウイルスのクラスターが発生し、公式戦5試合が中止になったプロ野球 広島は、27日夜のマツダスタジアムで予定されている西武戦から試合を再開します。

広島では、選手など12人が新型コロナウイルスに感染し、今月21日から26日までに、阪神戦と西武戦、合わせて5試合が中止となりました。

球団では連日、関係者にPCR検査を行ってきましたが、23日に陽性者1人が出たのを最後に、26日まで3日連続で全員陰性となり、27日夜の西武戦から試合を再開することになりました。

広島は、陽性や濃厚接触者となった選手のほか、球団独自の判断で自宅待機とした選手、合わせて14人について、復帰が可能になれば通常の10日間を待たずに再登録できる特例で出場選手登録を抹消しました。

このうち自宅待機となっていた西川龍馬選手や松山竜平選手、それに磯村嘉孝選手は、すでに個別練習を行っています。

佐々岡真司監督は「今いるメンバーの調子を見極めて起用したい」と話しています。

また、試合の再開に向け、西川選手は「元気よくプレーしているところを見せたい。パ・リーグのピッチャーの強いストレートに、ふり負けないようにしたい」と話していました。

松山選手は「メンバーが帰ってくるまで、しっかりチームを引っ張っていけるように結果で応えていきたい」と話していました。