神奈川 藤沢の海水浴場 ことしは開設 飲酒禁止などのルールも

江の島がある神奈川県藤沢市はことしの夏、海水浴場を開設するかどうか検討した結果、感染防止のための独自のルールを設けたうえで開設することを決めました。

藤沢市では毎年夏になると150万人を超える海水浴客が訪れていますが、去年は新型コロナウイルスの感染防止のため、海水浴場の開設を見送りました。

26日は藤沢市や海水浴場組合などでつくる協議会が開かれ、ことしは感染防止のためのルールを設けたうえで、市内3か所の海水浴場を開設することを決めました。

来場者に1時間に1回、人と人との距離を保つように場内放送で呼びかけるといった、神奈川県のガイドラインにもとづいたルールに加え、砂浜での飲酒を禁止し、大声の会話を抑えるために、来場者や海の家が使用するスピーカーなどの、音響機器の音量を小さく制限するという藤沢市独自のルールも設けるということです。

江の島海水浴場協同組合の森井裕幸理事長は「2年ぶりの海水浴場の開設にあたり、身を引き締めて感染対策を万全にしたい」と話していました。

藤沢市内にある片瀬東浜海水浴場と片瀬西浜・鵠沼海水浴場は7月3日に、辻堂海水浴場は7月17日に開かれる予定です。

鎌倉市は去年に続き海水浴場開設せず

一方、神奈川県鎌倉市は、新型コロナウイルスの感染拡大のリスクがあるとして去年に続いて、海水浴場を開設しないことを決めました。

鎌倉市は、多くの海水浴客が訪れると、感染拡大のリスクが海水浴場にとどまらず周辺の地域にも及ぶことになるため、市民の理解を得ることは難しいと説明しています。

市では、海水浴場は開設しませんが、万一の水難事故に備えてライフガードが海岸を監視するほか、警備員が砂浜に出て、飲酒やバーベキューをしないように呼びかけるということです。

鎌倉市の松尾崇市長は「鎌倉市の海岸は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から来訪を控えていただくようお願い申し上げる」と話していました。