五輪・パラ期間中 救急患者を船で搬送の訓練 東京 江東区豊洲

東京オリンピック・パラリンピックの大会期間中、渋滞による遅れが懸念される救急患者の搬送を支援しようと、民間の団体が患者を船で運ぶことになり26日、東京江東区で搬送訓練が行われました。

患者を船で運ぶのは救急艇を運航する公益社団法人「モバイル・ホスピタル・インターナショナル」です。

大会期間中、競技会場が集まる有明エリアでは、周辺の道路渋滞で救急車による搬送が難しくなるおそれがあることからこの団体の船を活用して川や海から搬送します。

訓練は江東区豊洲の船着き場で行われ、近くの競技会場の周辺で多数の熱中症の患者が出たという想定です。

消防から要請を受けた医師と救急救命士が全長およそ7.5メートルの救急艇に乗り込んで出動し、患者1人を乗せて再び船着き場に着岸すると、車いすに乗せかえて近くの病院まで運ぶ流れを確認していました。

団体の代表を務める砂田向壱さんは「陸上だけではなく水上も利用したほうが救急搬送がスムーズな場合もあるので、今後も船の活用を進めていきたい」と話していました。