京都府 緊急事態宣言の再延長 政府に要請する方針

京都府の西脇知事は、今月31日が期限の緊急事態宣言について、大阪、兵庫と共同で、26日中に、再延長を政府に要請する方針を明らかにしました。また、再延長された場合の対応については、今の措置の継続を基本に、調整を進める考えを示しました。

緊急事態宣言の期限が今月31日に迫る中、京都府は、医療提供体制が改善していないことなどを踏まえ、今夜、対策本部会議を開いて、宣言の再延長を政府に要請することを決める方針です。

これに先立って、西脇知事は、大阪、兵庫の両知事とオンラインで会談し、終了後、記者団に対し、26日中に、3府県共同で政府に要請する方針を明らかにしました。

そのうえで宣言が再延長された場合の対応について「緩みが出てはいけないので、3府県で拡大予防のメッセージを出す方針を確認した。基本的には今の措置を続けていく」と述べ、大阪や兵庫とも足並みをそろえながら、調整を進める考えを示しました。

また、西脇知事は、再延長の期間について「われわれが決めることではなく、議論していないが、沖縄県が来月20日までなので一つの目安となると思う」と述べました。