埼玉 北本市 アルジェリアの東京パラ事前合宿 受け入れ中止

東京パラリンピックのアルジェリアの選手団の事前合宿が予定されていた埼玉県北本市は、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に、受け入れを中止したと発表しました。

北本市によりますと、市はアルジェリアのホストタウンに登録され、東京パラリンピックの車いすバスケットボールや柔道など4種目の事前合宿先として、8月上旬から中旬にかけて代表選手とスタッフ合わせておよそ70人を受け入れる予定でした。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大や市民のワクチン接種の進み具合などを考慮すると、アルジェリアの選手団はもとより市民の安全・安心を確保することが難しいとして、今月19日に事前合宿の中止を決めたということです。

北本市生涯学習課は「実施に向けて準備してきたので残念だが、今後もアルジェリアのホストタウンとして交流を続けていきたい」とコメントしています。

越谷市 ポルトガル五輪卓球チームの事前合宿が中止

また、越谷市によりますと、東京オリンピックに向けて7月に予定されていたポルトガルの卓球チームの事前合宿について、ポルトガルの卓球連盟から新型コロナウイルスを理由に中止するという通知があったということです。

このほかに県内では、上尾市と伊奈町で行われる予定だったオーストラリアの柔道選手や、東松山市で予定されていたキューバの格闘技の選手の事前合宿も新型コロナウイルスの影響で中止となっています。