大阪 兵庫 京都の3知事がオンライン会談 “宣言”再延長要請へ

大阪、兵庫、京都の3府県の知事がオンラインで会談し、今月31日が期限の緊急事態宣言について、そろって政府に再延長を要請する方針を確認しました。

今月31日に期限を迎える緊急事態宣言について25日、大阪府が宣言の再延長を政府に要請することを決めたのに続いて、兵庫県と京都府も26日、それぞれ対策本部会議を開いて、再延長の要請を決定することにしています。

こうした中、3府県の知事が26日、オンラインでおよそ30分会談し、兵庫と京都の決定を踏まえたうえで、3府県がそろって、宣言の再延長を政府に要請する方針を確認しました。

会談のあと大阪府の吉村知事は記者団に対し、再延長された場合の措置について「中身はそれぞれバラバラなところもあり、完全には一致できないと思うが、大きな方向性の考え方は京阪神で一致している」と述べました。

そのうえで「週末はできるだけ外出の自粛をお願いするため、大規模商業施設については、それに必要な措置をとっていくべきではないかという話をした。そこは3府県の知事の間で共通の理解だ」と述べ、大阪府内の大規模施設に出している休業要請については、兵庫や京都と足並みをそろえて、土曜日と日曜日に限る形での要請に切り替える方向で検討する考えを示しました。