パレスチナの伝統的な刺しゅう製品 購入通じ支援協力呼びかけ

中東のイスラエルと、パレスチナの武装勢力の衝突により被害を受けた現地の人たちを支援しようと、滋賀県内でパレスチナの伝統的な刺しゅう製品を販売する女性が協力を呼びかけています。

イスラエルと、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間では、今月、激しい攻撃の応酬が続きました。

滋賀県守山市の北村記世実さんは、4年前から国連のプロジェクトを通じて、ガザ地区の女性たちが一針ずつ手縫いする伝統工芸品の刺しゅう製品を輸入販売し、売り上げを通じて支援を続けています。

ストールや服などに繊細な花の模様や幾何学模様が描かれ、300人の難民の女性がこの刺しゅうで生計を立てているということです。

北村さんは、武力衝突が起きてから女性たちの安否に不安を募らせています。

24日、現地の担当者から多くの女性の無事が確認できたと連絡があったということですが、被害が大きかった地区に住む一部の女性は家を破壊され、連絡が取れない状態だということです。

停戦に至ったものの生活再建にはさらに支援が必要だとして、製品の購入を通じた協力を呼びかけています。
北村さんは「作り手の女性がどうしているかとても心配で、祈ることしかできなかった。家が破壊された人もいて、大変なのはこれからだ。日本の人たちもぜひ一緒にサポートしてほしい」と話していました。

売り上げは国連の機関を通じて女性たちに届けられるということです。