東京五輪・パラ 豪女子ソフトボール 6月に事前合宿で最終調整

東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿のため、オーストラリアの女子ソフトボールの選手団が6月上旬から、ホストタウンとなっている群馬県太田市に滞在する方向で最終調整が行われていることが分かりました。

太田市によりますと、東京オリンピック・パラリンピックでホストタウンになっているオーストラリアの女子ソフトボールの事前合宿のため、6月上旬から選手団およそ30人を受け入れる方向で最終調整を行っているということです。

選手たちは滞在中、太田市内の野球場で大会に向けた調整を行いますが、新型コロナウイルスの感染予防対策として、球場への関係者以外の立ち入りは制限し、選手団も宿泊先のホテルと野球場との往復以外は原則、外出を控えてもらいます。

また全員、入国の前にワクチン接種を済ませ、滞在中は毎日PCR検査も実施するということです。

当初計画していた地元の子どもたちとの交流は、感染拡大を受けてオンラインを除いて中止します。

太田市は、同じくホストタウンになっているアフリカのマラウイについても、陸上や柔道、アーチェリーの選手団の事前合宿を7月に受け入れる予定だということです。

太田市文化スポーツ総務課は「受け入れにあたっては、国からの指導を受けながら感染対策に万全を期していきたい」としています。