「種の保存に反する」発言 適切でない 一億総活躍相

自民党の簗和生衆議院議員がLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちをめぐり「種の保存に反する」という趣旨の発言をしたことについて、坂本一億総活躍担当大臣は「学問的なことばで現実を覆い隠すような印象としてとられるならば、適切ではない」と指摘しました。

自民党の簗和生衆議院議員は、先週開かれた党の会議で、党が国会に提出を検討しているLGBTの人たちへの理解を促進するための法案を議題に意見が交わされた際、LGBTの人たちをめぐり「生物学上の種の保存に反する」という趣旨の発言をしました。

これについて、坂本一億総活躍担当大臣は閣議のあとの記者会見で「どういう考えのもとで言われたのかわからないが、政治家なので誤解されないようなことばで、慎重に発言すべきだ」と述べました。

そのうえで「性的マイノリティーの方々がいるわけで、現実をしっかり見ることは大事なことだ。マイノリティーだからといって差別につながることがあってはいけない。『種の保存』という少し学問的なことばで現実を覆い隠すような印象としてとられるならば、適切ではない」と指摘しました。

公明 山口代表「発言は個人の責任 党の考えと異なる」

公明党の山口代表は、記者会見で「発言は個人の責任であり、発言した人が有権者から評価されるだろう。私自身は、そういう考えは全く持っていないし、党の考えとも最も異なるところだ。理解を増進する法律をつくろうという趣旨にも反するのではないか」と述べました。