東京と大阪の大規模接種センター 初日は計7300人余に接種

防衛省は、政府が設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、初日の24日、東京と大阪の合わせて7300人余りにワクチンを接種したと発表しました。
センターでは今週、段階的に接種する人数を増やし、来週からは2か所合わせて、1日に最大で1万5000人程度に接種する計画です。

政府の大規模接種センターは24日、東京 大手町と大阪市北区に設置され、東京23区と大阪市に住む65歳以上の高齢者を対象にワクチンの接種が始まりました。

防衛省によりますと、24日に接種を受けたのは、5000人の予約があった東京が4876人、2500人の予約があった大阪で2472人で、合わせて7348人だったということです。

余ったワクチンについては、センターで働く民間の看護師や会場の案内や受け付けにあたる民間企業のスタッフなどに接種することになっていて、24日に余った分は、こうした人たちに接種されたということです。
大規模接種センターでは、東京・大阪ともに今週、段階的に接種する人数を増やすことにしていて、接種の対象地域が東京都と大阪府のそれぞれ全域に拡大される5月31日の来週月曜日からは、1日に最大で東京で1万人程度、大阪で5000人程度の合わせて1万5000人程度に接種する計画です。