京都 西脇知事 緊急事態宣言 期限での解除に慎重な考え

来週月曜が期限の京都府の緊急事態宣言について西脇知事は、感染状況は改善されていないとして、期限での解除に慎重な考えを示しました。

「状況が改善されたとは全く思っていない」

京都府の西脇知事は24日夕方記者団に対し、京都府に出されている緊急事態宣言について「新規陽性者数は1週間の平均で見ると、90人台と高いレベルだ。状況が改善されたとは全く思っていない。基本的な状況から見れば感染は収束していないという前提で考えたい」と述べ、期限での解除に慎重な考えを示しました。
そのうえで西脇知事は、今週半ばにも対策本部会議を開いて政府に再延長を要請するかどうか判断する考えを示しました。

緊急事態宣言をめぐっては、大阪府の吉村知事が25日、対策本部会議を開いて政府に再延長を要請するかどうか判断するとしています。