SBIホールディングス 投資募り成長分野へ融資する事業から撤退

ネット金融大手「SBIホールディングス」は、投資家からお金を集めて成長分野に融資する事業から撤退することを決めました。この事業を手がける子会社で、集めた資金の一部が計画どおりに使われていなかったことが明らかになり、事業継続が困難だと判断しました。

SBIホールディングスの子会社「SBIソーシャルレンディング」は、投資家から集めた資金を太陽光発電などの分野に融資し、収益を投資家に還元する金融サービスを手がけています。

しかし第三者委員会による調査で、投資家からの資金をもとにこの子会社が融資した129億円が計画どおりに使われず、プロジェクトの工事の大幅な遅れが相次いでいることが明らかになりました。

こうしたことからSBIは事業の継続は困難だと判断し、投資家からお金を集めて成長分野に融資する事業から撤退し、自主的に廃業することを決めました。

SBIは、投資家が出資した元本に相当する金額を返却するとしていて、「投資家や関係者に多大な迷惑と心配をかけ、深くおわび申し上げる」としています。

この問題をめぐっては、事実と異なる説明で投資家を勧誘していたとして、金融庁がSBIの子会社に業務停止命令を出す方針を固めています。