ロッテ 清田育宏を契約解除 チームに対する背信行為など理由

プロ野球ロッテは、ベテランの清田育宏選手が新型コロナウイルス感染防止に向けた球団のルールに反する不適切な行動をたび重なり取ったなどとして、23日付けで契約を解除したと発表しました。

球団のルール破って複数回の外出

35歳の清田選手は去年9月に遠征先の札幌市で新型コロナウイルスの感染を防ぐために部外者との会食が禁止される中、知人女性と食事をしたことについて球団に虚偽の報告をしたため、ことし1月に無期限の謹慎処分を科されました。

その後、今月1日に処分が解除され、12日には2軍のイースタン・リーグの試合で実戦に復帰していました。

しかし復帰後に週刊誌が知人女性との外出について伝えたため、球団が本人に事実関係を確認した結果、新型コロナウイルス感染防止に向けた不要不急の外出を控えるという球団のルールを破って複数回の外出を認めたということです。

球団では処分の解除からまもない中でルールを破るなど、たび重なる不適切な行動やチームに対する背信行為を重く見て、23日付けで契約を解除しました。

球団は「日頃よりご声援をいただいているファンの皆様ご支援をいただいている関係者の皆様の信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。当球団としては再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うとともに、選手教育に尽力して参ります」としています。

プロ6年目にベストナインとゴールデン・グラブ賞

背番号1の清田選手は千葉県出身の35歳。平成22年にロッテにドラフト4位で入団し、6年目にはリーグ4位となる打率3割1分7厘をマークし、ベストナインとゴールデン・グラブ賞に輝きました。

去年は規定打席に到達しませんでしたが、代打での打率が5割と勝負強さを見せたほか、終盤には4番で先発出場するなど、長いシーズンを戦う上で欠かせない選手でした。

また試合中はベンチで精力的に声を出してチームメートを鼓舞するなどムードメーカーとして存在感も見せました。
清田選手は去年のオフに新たに2年契約を結んでいました。