大規模接種センター あすからの接種を前に防衛副大臣が視察

東京と大阪に政府が設ける大規模接種センターでは、24日から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まります。
これを前に、中山防衛副大臣が大阪の会場を視察し、接種が円滑に進むよう取り組む考えを示しました。

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速するため、政府が東京と大阪に設ける大規模接種センターは、自衛隊が運営にあたり、いずれも24日午前から接種が始まります。

中山防衛副大臣は23日、大阪の会場となる大阪市の府立国際会議場を訪れ、準備状況を視察しました。

大阪と東京の接種センターでは、21日承認されたモデルナのワクチンが使われることになっていて、予約は24日からの1週間、大阪では2万4500件、東京では4万9000件すべてが埋まっています。

視察のあと、中山副大臣は記者団に「万全の態勢が整っていることが確認できた。これまでの経験を生かして全力で頑張っていく」と述べました。

また、接種を受ける人に対し、事前に予診票を記入して会場を訪れるよう呼びかけました。

一方、接種センターの予約は、24日から受け付けの対象が広がり、東京会場は東京都全域、大阪会場は大阪府全域に住む人になります。

受け付けはインターネットで行われ、東京会場が午前11時ごろ、大阪会場が午後1時ごろに始まり、電話での受け付けは行われません。