世界遺産 金峯山寺で国宝 仁王門の解体修理 起工式 奈良

奈良県吉野町にある世界遺産の寺、金峯山寺で、国宝の仁王門の本格的な解体修理が、来月から始まるのを前に起工式が行われました。

奈良県吉野町の吉野山にある金峯山寺の仁王門は、およそ700年前の南北朝時代に建立され、屋根や柱などの傷みが激しくなっています。

寺では、門の中に安置されている国の重要文化財の「木造金剛力士立像」を運び出すなどの準備を進めています。

23日は、来月から仁王門の本格的な解体修理が始まるのを前に、起工式が行われました。

式は、新型コロナウイルスの感染を防ぐため人数を限定し、寺や町の関係者など30人余りが参列して行われ、弓や剣を使ったおはらいの儀式のあと、寺の五條良知管長が祈願文を読み上げ、無事に工事が終わるよう祈りました。

そして、門の前に置かれた護摩壇に火がかけられ、僧侶らがお経を唱える中、参列者が次々に護摩木を投げ入れました。

今回の仁王門の解体修理はおよそ70年ぶりで、7年後の令和10年度に完了する予定です。