社会

沖縄 きょうから緊急事態宣言 那覇市内の繁華街は閑散

沖縄県はきょうから緊急事態宣言の期間に入り、那覇市の繁華街では多くの店のシャッターが閉まり、閑散としていました。
沖縄県では22日、これまでで最も多い231人の感染が確認され、2日連続で過去最多を更新していて、感染拡大に歯止めがかかりません。

こうした中、沖縄県は23日から6月20日まで緊急事態宣言の期間に入り、県内全域で酒類を提供する飲食店などに対する休業要請や公共施設の閉鎖などが行われます。

ふだんの日曜日は観光客などでにぎわいを見せる那覇市の繁華街、国際通りでは多くの店のシャッターが閉まり、歩く人の姿もまばらで、閑散としていました。

那覇市内に住む50代の男性は「きのうまではまだ少し人がいたが、宣言が出て人がいなくなった。背筋が凍る思いです。行政の打つ手が遅すぎると思います」と話していました。

また別の男性は「飲食店がかわいそうだと思います。友達の店で潰れた店もあります」と話していました。

沖縄県は、およそ1か月の宣言の期間内に対策を徹底し、感染拡大に歯止めをかけたい考えです。

「沖縄美ら海水族館」も臨時休館

沖縄県本部町にある「沖縄美ら海水族館」は、巨大な水槽を備え、ジンベエザメやマンタを見ることができる沖縄の人気観光施設です。

緊急事態宣言が出たのを受けて、水族館は23日から来月20日まで臨時休館することになりました。

水族館の入り口には、臨時休館を知らせる看板が設置されていて、訪れる観光客の姿は、ほとんど見られませんでした。

水族館によりますと、国や県独自の緊急事態宣言を受けて休館するのは今回で4度目です。

「沖縄美ら海水族館」管理部業務課の高山朝邦課長は、「休館は非常に残念ですが、感染拡大防止に向けて協力していきたい。再開後は県民をはじめ、全国の皆さんに足を運んでいただき、楽しんでいただきたいです」と話していました。

緊急事態宣言 沖縄県の要請概要

沖縄県は期間中、
▽日中も含めて不要不急の外出自粛を、
▽県外にいる人には帰省を含めて沖縄県への訪問の自粛を求めています。

飲食店については県内全域で
▽酒類を提供する店などに休業を
▽酒類を提供しない店には夜8時までの営業時間の短縮を要請しています。

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