社会

モデルナのワクチン 接種後15分は“経過観察求める” 厚労省

アメリカの製薬会社モデルナが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は接種のあと、ごくまれに重いアレルギー反応が起きるおそれがあるとして、少なくとも15分間は経過を観察するよう自治体に求める方針を決めました。
モデルナのワクチンは21日、正式に承認され、今月24日に政府が東京と大阪に開設する大規模な接種会場などで使用される予定です。

厚生労働省は21日、専門家で作る部会を開いて接種を進めていくうえでの対応を協議しました。

はじめに、アメリカではおよそ39万9000回の接種につき1件の割合でアナフィラキシーと呼ばれる重いアレルギー反応が確認され、このうち89%が接種後30分以内に発生していたことが報告されました。

これを受け、厚生労働省はファイザーのワクチンと同様、接種後は15分間、過去に重いアレルギー症状を起こした人については30分間経過を観察するよう自治体に求める方針を示し、了承されました。

また、自衛隊員合わせて1万人を対象に2回目の接種の4週間後まで健康状態を調べる方針で、定期的に結果を公表するということです。

一方、21日、承認されたイギリスのアストラゼネカのワクチンは、当面公的な接種に使われないことから改めて対応を検討することになりました。

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