“ワクチン接種の担い手に薬剤師も” 厚労相に検討を要望 立民

ワクチンの接種は医療行為に当たるため、医師や医師の指示を受けた看護師などが行うよう法律で定められていますが、接種の対象者が多い都市部を中心に担い手の確保が難しいという声が出ています。

これを受けて、立憲民主党の長妻 副代表らは21日、田村厚生労働大臣と面会し、「感染拡大で、医療そのものがひっ迫する中では、ほかの職種に担い手を求めざるをえない」として、薬剤師にも接種を担ってもらえないか検討を急ぐよう要望しました。

これに対し、田村大臣は「ワクチンを打つ人を増やさないと接種は進まないので、増やせるようにしていきたい」と応じました。

このあと長妻氏は、記者団に対し「薬剤師は、全国におよそ30万人いるとされ、各地の接種会場の運営にも加わっており、現場を理解していることから要請した。政府には速やかな対応をお願いしたい」と述べました。