ソニーと川崎重工 遠隔操作ロボット使った生産システム開発へ

ソニーと川崎重工業が、遠隔操作のロボットを使った生産システムの開発に乗り出すことになりました。センサーと産業用ロボットという両社の強みを組み合わせ、工場や物流施設などの作業を効率化するビジネスを進めるとしています。

ソニーと川崎重工業は、ことしの夏をめどに遠隔操作のロボットを使った生産システムの開発会社をつくることで合意しました。

新しい会社では、川崎重工が製造した産業用ロボットにソニーが得意とするセンサーや通信技術を組み合わせ、離れた場所からロボットを操作して効率的に作業を進める仕組みをつくります。

金属の加工など危険を伴う生産現場や、荷物の取り扱い量が増えている物流施設への導入を働きかけることにしていて、まずはソニーや川崎重工の工場で実験を行い、来年中にシステムの提供を始める計画です。

新型コロナウイルスの影響で感染防止の対策を求められていることもあり、遠隔操作ロボットの市場は世界的に拡大すると見込んでいるということです。

オンラインで会見した新会社の田中宏和社長は「新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及したが、製造現場では実際に現場に行かないと作業できない人もいるため、大きな市場が存在していると思う」と述べました。