プロ野球 広島 鈴木誠也など7人 コロナ陽性判定

選手3人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたプロ野球、広島は、20日、改めて関係者にPCR検査を行った結果、主力の鈴木誠也選手など合わせて7人が陽性と判定されたと発表しました。

プロ野球、広島は今月17日、菊池涼介選手と小園海斗選手、それに正随優弥選手の3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

18日から東京ドームで行われた巨人との2連戦は、1軍と2軍の選手を大幅に入れ替えて臨みました。

そしてチームは、20日午前、広島に戻った後に改めて首脳陣や選手それにスタッフなど関係者146人に検査を行いました。

その結果、鈴木選手のほか、長野久義選手、羽月隆太郎選手、石原貴規選手、大盛穂選手、朝山東洋コーチそれにスタッフの合わせて7人が陽性と判定されたということです。

鈴木選手は、チームの主力として開幕から全試合で中軸を担い、これまで打率3割1分3厘、チームトップの7本のホームランを打っていたほか、3年目の羽月選手も先発で出場する機会が増え、存在感を示していました。

球団によりますと新たに陽性判定が出た7人は、全員無症状だということで濃厚接触者については、保健所と連携しながら特定していくとしています。

そのうえで球団は、今後の試合について、NPB=日本野球機構と対応にあたっているとしていて、鈴木清明球団本部長は「試合については決まりしだい発表したい」としています。